

【2022年 骨盤辞典 決定版】
骨盤歪み矯正、骨盤ダイエット、産後骨盤矯正の疑問を骨盤体操の専門家が徹底解説 ‐前編‐
2022年7月13日 一般社団法人日本ピルビスワーク協会/荒川恵里奈
健康・美容に関心の高い人、もしくは、出産前後の女性にとっては非常に関心の高い部位。
「骨盤」で検索すると今も2,680万件もヒットします(2022年)。
興味関心が高い割に骨盤に関しての研究は、新たな発見の連続でまだまだ途中段階。
そのため、正しい情報がほとんど知られていなかったりしています。
骨盤に関する講座を開催していると、一般の方から専門家までたくさんの質問をいただきます。
例えば
「骨盤が歪んでいると言われたんだけど、骨って硬いのにそんな簡単に歪むの?」
歪みというのは左右差のことを表しています。骨盤は、ヒトの姿勢を支えるための骨ですので、ぐにゃっと歪んでしまうことはまずありませんが、日常のくせや動作の影響で左に傾いてしまったり右に傾いてしまったりしている。
これを骨盤が歪んでいる。と表現しているのです。

「骨盤ダイエットは効果的?」
ダイエット中に骨盤体操を取り入れると、内臓機能が活性化し代謝が高くなります。
また、ウエストのくびれ、ヒップラインがキレイに整うため、3キロの減量でも6キロ痩せたように見える程、見た目にも効果が出やすいため骨盤からアプローチを始めるのは早い効果が期待できます。


「産後の骨盤矯正は必要?」
出産は骨盤に大きな負担がかかるため、産後太りを解消するために急に運動をするのは禁物です。
出産のときに骨盤や子宮の状態がどうなっているのかを知り、適切な対処が必要です。
上手に産後の骨盤ケアが出来ると、産前よりもキレイな体、調子の良い体を手に入れることが出来るほどです。
「骨盤矯正と骨盤調整って違うの?」
”矯正”は間違っているものを無理やり正すこと、”調整”はある基準に合わせてバランスよく整えること。
世間ではよく”骨盤矯正”と言われているので、このブログタイトルにも矯正と使っていますが、
私が指導している骨盤体操は”骨盤調整”にあたります。
はっきりとした用語の区分はありませんが、ヒトの体は十人十色。誰かが正解で誰かが間違っているということはありません。
その人の体の中でバランスがとれる状態に戻し、本来の機能を回復させることが骨盤調整の目的になります。

「骨盤」が人体の中で、どんな役割を担っているかを知っていくと、
私たちの健康、美容面ではもちろん、精神状態や、
幼少期、老年期まで人生全般に大きく関わっていて、
知れば知るほど存在価値が高くなり、これを知らないまま過ごしていくのはもったいない!
と思うばかりです。
私の講座の参加者はほとんど全員この台詞を口にします。
「もっと早く知りたかった」
私が普段、講座でお伝えしている内容の中から、特に質問の多い項目を
このブログで徹底的に解説します。
下の目次から気になるところを選んで読んでみるだけでも、
自身の体についての理解が深まりますので、気楽に読んでみてください。
【目次】
第1章 骨盤について知ろう
・骨盤は一つの骨では無い!骨盤の構造キホンのキ
・健康な人の骨盤は柔らかい
・ストレスで骨盤が硬くなる?
・骨盤が歪むとどうなる?
・生理や出産に大きく関わる骨盤
・実は、男性こそ骨盤調整が必要
・子ども時代から骨盤調整が必要
・60代以降でも骨盤調整間に合う?
骨盤は一つの骨では無い!骨盤の構造キホンのキ
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